●9月16日 女性部主催 視察バスツアー

 今回、第二回目となる女性部主催の視察バスツアーを9月16日(金)に開催し、
秋晴の中、少し早い午前8時に男女23名が集まり西支部駐車場を出発しました。

まず、響灘に面する場所にある「北九州エコタウンセンター」に到着すると現地の緒方さんが案内
して下さいました。ここの広大な敷地は埋立地らしく、産業廃棄焼却灰や関門海峡浚せつ土砂等で埋
め立てられ、地域に密着したエコタウン事業や次世代エネルギーを展開しているそうです。



 各事業が相互に連携して、あらゆる廃棄物を他の分野の原料として活用し、最終的に廃棄物をゼロに
することを目指し、資源循環型社会の構築を図るエコタウン事業に心強さを感じました。今回、説明頂
いた具体的なものとして、使用済ペットボトルを工場で破砕し「フレーク」と呼ばれる細かい破片は卵
パック等に再生され、フレークを更に溶かしたものが「ペレット」と呼ばれるものになり背広などの繊
維に新たに生まれ変わります。他に、紙おむつは壁の原料に、古着は車の断熱材に、医療用具はセメン
トの原料と数え切れないほどのリサイクルが有りました。また、油をペットボトルに入れ回収する「天
ぷら油回収BOX」では、参加者の方々が便利さと必要性を話されていました。





 次に、前日に新聞掲載されたと言う「TOTOミュージアム」に到着しました。現地の野原さんが、私
達の住居斡旋の際に関わりのある水回りの技術や製品が近代化と共に進歩したTOTOの歴史や環境
に配慮したものづくりの過程を、丁寧で分かり易く説明して頂き、見応え十分な内容でした。昔の発明
陶器トイレから始まり、現在の進化したウォシュレット付トイレ迄の一連が説明パネルと一緒に時代毎
のトイレが展示され知識の向上にもなりました。(百聞は一見に如かず)また、お洒落な珈琲カップ・
100年経つ皿・フグ刺し25人分が置ける大皿や、トイレバイクも展示して有りました。







 視察が終わり、唐戸市場へ向かい到着すると二時間の昼食タイムです。魚市場では、お寿司(一貫ず
つ)・海鮮丼・特大エビフライ・フグ揚げ等が並んでいて皆さん好きなものを選ばれ、食べた後は買い
物を満喫された様子でした。
 予定の17時前に西支部に到着し、無事に視察バスツアーを終えました。

 最後に、どの施設も内容が濃く短時間での滞在では十分に観ることができず、参加出来なかった方も
含め、是非また知人や子供たち家族を連れて訪問して頂ければと思います。この度は、反省する部分が
あり皆様のご協力のお蔭で無事に終えることができました。楽しかったと言うお言葉も頂き、嬉しくま
た参加者も増える内容に精進していきたいと思います。
 有り難うございました。
上床 記